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13日午後４時ごろ、長野県諏訪市と霧ヶ峰高原を結ぶ県道で、「Escape Cafe」の八ヶ岳山麓ツーリングに飛び入り参加した「kenpi」氏＝東京＝のNA6CEから、突然白い煙がもうもうと吹き出した。同氏はあわてて車を停車したものの、手の施しようもなく、呆然と見守るだけだったという。
原因はナンバー？
この道は急な坂だったが、ほかのNA6CEはオーバーヒートしなかったことから、フロントの開口部をふさぐようにして取り付けられたナンバープレートが原因ではないかとみられる。kenpi氏は現場にNA6CEを放置。そのまま「ひろき」氏のNA6CEに乗り、霧ヶ峰高原へ。「帰る頃には動くんじゃないですか」と、父親の車であるためか、終始取り乱した様子はなかった。
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約1.5リットル補給
オーバーヒートで大量の冷却水を路面にまき散らしてしまったkenpi氏は500mlのペットボトルに水を詰めて愛車に戻った。エンジンルームを見ると、冷却水のリザーバータンクは満タンのまま。エンジンを掛けると普通にかかった。「あまり漏れなかったのかな」との勘違いをしかけたが同じく初参加の「雅」氏がラジエーターキャップを外すと、中は空。持参した500mlは瞬く間に吸い込まれ、仲間がわざわざ置いていってくれた2リットルの水のうち半分を入れてようやく満タンとなった。結局1.5リットルもの水が噴き出したことになる。
「ヒーターを全開にしながら走ろう」「一度、診てもらったほうがいい」などとアドバイスを受けたkenpi氏は同日夜、無事に帰宅した。
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「Escape Cafe」1周年を記念する「八ヶ岳山麓ツーリング」が13日、ロードスターやＺ３、ホンダのビート・デルソル、アルファロメオなど12台を集めて開かれた。早朝から天気に恵まれ快晴。オープンで走るには暑すぎるぐらいの陽気で、参加者は思う存分にツーリングを楽しんだ。小淵沢IC近くのローソン駐車場に集合後、八ヶ岳有料道路を経て、
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まきば公園へ。八ヶ岳麓の牧場で山羊とたわむれた後、蕎麦屋で昼食。一度解散し、かんぽの宿諏訪で入浴。最後は、霧ヶ峰高原へ向かい、大空を飛ぶグライダーを眺めたり、互いの車のいじった個所を話したりしているうち、流れ解散となった。オーバーヒート以外はトラブルもなく、幹事のおかげで参加者はのんびりとした春の１日を過ごした。
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